勇太、連覇へ「期待してもらっていい、お待たせしましたって感じ」

2011年11月16日17時25分






満を持して復活宣言した池田、大会連覇なるか（撮影：ＡＬＢＡ）






＜ダンロップフェニックストーナメント　事前情報◇16日◇フェニックスカントリークラブ(7,010ヤード・パー71)＞

　国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」が、今年も宮崎県にあるフェニックスカントリークラブで開催される。ディフェンディングチャンピオンとして挑む池田勇太が満を持して復活宣言だ。

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　池田は今季「サン・クロレラクラシック」で優勝を果たしたものの、その後はらしくない成績が続き気づけばシーズンも終盤。目標に掲げた最多勝、賞金王争いにも加われず、苦しいシーズンが続いていた。だが、ここまで来てしまった以上振り返っても仕方がない。「これからどうしようかという考えを持ったほうが良いと思うし、振り返る必要はない。俺らしく前を向いて“関係ないよ”ってくらいで歩いていければそれでいいんじゃないかな」と気持ちの切り替えは済んでいる様子だ。


　そんな中迎えた連覇を狙う今大会は、一味違った精神状態で試合に入ることが出来そうだ。「晴れ晴れとしながらフェニックスに入ってこれたなという感じがありますね。洋芝で、セパレートされているコースは好きだし、だからこそ去年優勝できた。やっているうちに調子も上向きになってきたね」と、去年の優勝を思い出すにつれ少しずつ調子が良かった頃の感触を取り戻してきた様子だ。「久しぶりに俺らしいゴルフが出来そうな感じになってきた。期待してもらっていいと思うよ。お待たせしましたって感じ」。久々に飛び出した威勢のいい勇太節に連覇への自信がみなぎった。